2000.1.1 ZEP TOKYO
いや〜行ってきました行ってきました。昔のメタル・ブーム時の焼き回しと言われようが、時代遅れのサウンドと批判されようが良いものは良い!昨日にはエアロスミス、ミスター・ビッグらと共に大阪ドームでの年越しライヴをやってからそのまま新幹線で直行(本当は東京ドームでやりたかったんだけど、会場が抑えられていた)。 疲れてんだろな〜酔っぱらってんのかな〜なんて不安を抱きつつ会場へ・・ |
ZEP TOKYOはこの時初めて行ったんだけど、会場の広さ、キャパともとってもいい感じ・・男ばっかりかな?なんて思っていたけど女の子も結構いたりして・・ ライヴの方は疲れなんてなんのその、記念すべきミレニアムの元旦のライヴであるということも手伝ってみんなのりのり、お決まりのタトゥーだらけの体にはCHAOS(混沌とした時代という意味らしい)の文字が・・特に”Lit up”の時の盛り上がりは凄いものがあった。ライヴ・バンドであることも証明できたんじゃないかな。ミレニアムの1発目からこんな凄いライヴと出会うなんてなんだか嬉しいような悲しいような・・・ちょっとなんだか不思議な感じ・・・ きっと今度来るときはちょっとしたホールとかもしかしたら武道館とかかもしれないからあの日あの会場でライヴを見られたという事はとっても貴重な時間でした。 |
2000.1.8 日本武道館
単独公演では実に8年ぶりとなる来日コンサート。’97年富士ロックにおいてタイフーン吹き荒れる中、危機迫る演奏をみたあの時以来でもある。 会場が暗転した瞬間ものすごい大歓声。そして”アラウンド・ザ・ワーツド”へ突入。そして”ギヴ・イット・アウェイ””スカー・ティッシュ”と代表曲を早くも披露!ここでもう僕を含む会場のみんなは1回目の昇天! |
ライヴを通して感じたことはやっぱり演奏がウマイナ〜ということとメンバーが何度も顔を寄せ合って演奏する場面がみられ4人の「絆」というものを見せつけられたような気がする。 美しい旋律の曲とレッチリ・ワールドが転回されていく中ジョンのソロや美しいメロディーを奏でる”カリフォルニケイション”を挟んで、後半にはクラッシュの”ロンドン・コーリング”のイントロから”ライト・オン・タイム”になだれ込んだりして(周りはぽか〜んとしてたけど・・)もう感激の雨あられ。 10年以上もの間、浮き沈みを繰り返してきた彼らにとって今はまさに安定期なのかもしれないと痛感させられた一夜であった。 |
2000.1.10 東京ベイNKホール
来日していなかった最後の大物といわれるNINが遂にやって来ました。 ’99年にはアメリカにおいて最も影響ある10人に政治家や企業家らにまじって唯一エンターテイメント界から選出されたトレント・レズナー(Vo.)。 |
勢いいそんで会場に行くと、入りは7割〜8割程度でちょっと拍子抜け。やがて”サムワット・ダメージド”が流れトレントが登場!本物だ〜と思いつつ歌詞になだれ込む・・全体を通してトレントに照明が当たる事はほとんどなく、オレンジ色の光がぼんやりと全体を照らす。それでも20世紀最後のカリスマ、トレントの存在感は光っていた。演奏面では2日前にRHCPを見に行ったこともあってかドラムの下手さが耳にとまる(比べちゃかわいそうだけど・・)。 最後に「1番好きな曲なんだ」と言ってから歌った”ハート”で幕が下ろされた。’94年ウッドストックでのあの伝説的なステージでNINの虜になってしまった僕にとっては忘れられない夜になった。 |
2000.1.28 TOKYO LIQUID ROOM
来日は今回で3回目となるアーニー・ディフランコ(以下ADF)。実は彼女の歌はあんまり聴いたことがなっかたんだけれども、東京・大阪各1回公演とあって行く事にした。ほぼ満員の会場は幾分女の子の方が多かったような気がする。 |
まずはギターをもたずにアーニーの登場。独特のボーカルで会場の空気を高めた後、ギターを手に取り新旧の曲を織り交ぜながら熱唱していく。CDしか聴いたことがなかったので、その印象からまったりしてるんだろうな〜と思っていたけどそんなことはない。アーニーが奏でるギターの響き、そして美しいハーモニーと2時間弱のステージはあっという間に過ぎたのでありました。 |
2000.2.11 赤坂BRITZ
ん〜どうでしょう・・正直申し上げますと、行かなきゃ良かった。会場は盛り上がっていたし、演奏も悪くなかった。何を期待して行ったのか?個人的には昔の曲がもっと聞きたかった。演奏曲の大半は最新の「エクスターミネーター」で占められていたように思う。 |
最新アルバムを引っさげてのツアーであり、メンバーも大幅に変ってしまっているので仕方のない事なのかもしれない。でも、それでも昔の曲(ギブ・アンド・バッド・・)を聞きたかった(唯一ロックスを演ったけど)。 ただサウンド的には変化を遂げているので好き嫌いがあるにしろそこらへんはデビューから全く変化のないオアシスより格段すばらしいと思う。でも今度はちゃんとアルバムを吟味してから見るかどうか考えようと感じた夜でもあったのです・・ |
2000.3.7 YOKOHAMA ARENA
新ライン・ナップになってからの本邦初お披露目となるミレニアム・ライヴ。本当はあまり乗り気じゃなかった(僕の中でオアシスは2ndで終わってしまったから・・)んだけど友人になかば強引に誘われ行くことにした。前回ツアーでの武道館公演を見てるので通算2回目。 まずびっくりしたのが、ダフ屋がアリーナ席を10万円で売ってたこと!そしてそれを買っている女の子がいた事。 |
チケットが全公演ともソールド・アウトという事で会場は満員。まずは前座のノーザン・ブライト(オアシスのCMスポットで歌ってた・・)の登場!すばらしい演奏だったけど会場はオアシスを待っている様子(どちらかというと僕はオアシスよりも彼らの方がメインであった) 福岡の公演ではリアムの方が風邪で体調が悪かったみたいだけど、この日はノエルの体調が悪かったみたい。個人的には1st,2ndからの選曲も多かったので満足。ただラストにChampagne〜を演ると思っていたのに、演らなかったのが残念・・(福岡では演ってたみたいなのに・)ただ正直に言うと何か物足りなさを感じたライヴであった。かつてのライバルである”ブラー”がサウンド的にも変化を遂げているのに彼らは平行線のまま・・私生活と同様に音楽的にも大衆を裏切るオアシスであってほしいと僕は切に思う。 |
2000.4.16 横浜ベイホール
あまりにも大衆化しすぎた感じのあるグレイプバイン。久々のワンマンとあっていざ会場へ・・この日は初日という事もあってかイマイチ・・(観客は結構ノッてたんだけど)やはりライブは生モノ。恐い恐い。まだインディーズの頃に出会って以来、何年たっただろうか?よくぞここまで来てくれたという思いとまだまだ上に行けるはずだよという感情が入り交じる。 |
演奏曲は最新アルバム『Here』からの選曲が中心。そんな中で圧巻されたのは田中和将の進化するヴォーカル
でありました。前回見たときよりもあらゆる面において数段アップした感じ。その進化のスピードにサウンドが追いついていないように感じたのは私だけでしょうか?(彼ら独特のグルーヴ感には素晴らしいものが確かにあったけど) しかし彼らの凄いところは1曲ごとにパフォーマンスが上がってくるというか修正してくるというか、ライブ終盤には別のバンドかと思うほど素晴らしい演奏になっていた。それに比例するかのようにオーディエンスとの距離も一気に縮まりさらに高いところへと昇ってゆく。あるがままのグルーヴに身を委ねる彼らの演奏はツアー終盤さらに冴え渡ることであろう。 |
2000.4.22 東京国際フォーラム
待ちに待ったサンタナ日本公演!8年ぶりにアルバムを出したかと思えば、グラミー賞まで取ったりなんかしてチケット争奪戦がより困難なものに・・でもなんとか手に入れていざ会場へ、思っていた通り中高年の人達が多かったけれども若い人たちも結構いたように思う。 |
サンタナの登場で一瞬にして会場は盛り上がる。新旧の曲を織り交ぜながら終盤へと・・オーディエンスの反応は年令層が高かったということもあるんだろうけど、ライブを共に楽しむというよりは、じっくり曲を聞くという風なもの。こういうのもたまにはいいけどね・・終盤グラミーを独占したアルバム「スーパー・ナチュラル」から”スムース”では1番会場が盛り上がってた。 後日、武道館公演の時に来日(格闘技を見るために)していたエリック・クラプトンが飛び入り参加したという事を聞いて、嬉しいやら悔しいやら・・でもこれからも語り継がれるであろうサンタナの演奏を生で見られて良かった。 |
2000.5.5 リキッドルーム
青春時代、初めてギターを握り締めた頃みんなコピーしていたのはボウイだとかバクチクでした。そんな中で レッズ(レッド・ウォリアーズ)やRCを崇拝していたのはごく少数の人達でした。このストリート・スライダースもそんなバンドの1つでした。 |
開演が10時という事もあって、一杯ひっかけたあとのほろ酔い気分で会場へ・・同じ考えの人は私だけではなかったらしく、ちらほらほろ酔い気分の人が見られた。 もともとはギャバレーだったというリキッドルームに予定時間を少し回った時にメンバーが入場。きどった様子もなく、ぶらり立ち寄った感じがなんともカッコイイ〜!まずはアコースティック・ギターを持ってのブルースナンバー。もうすぐデビュー20周年を迎えるという彼らの極上のサウンドが骨身にしみる。いつの時代も流行りに流されることなく走り続けてきた彼らにはなんの気負いも見られない。 序盤のアコースティック・セットからこんどはエレクトリック・ギターに持ち替えスライダース風ロッケン・ロールを聞かせてくれる。あっという間の2時間弱のステージ。終電にはまだ間に合うけど、耳に残る彼らのサウンドと目に焼きついた彼らの残像をつまみに飲み明かした夜でした。 |
2000.6.14 On Air East
会場に入ってまず1番に感じたのは男クセ〜ってコトかな。ザックとの出会いはやはり他の多くの人達同様、オジーにギターリストとしていたときであった。上半身はだかでレスポールそしてカウボーイハットにベルボトムのジーンズ。本当にもうワォ〜って感じでした。 |
さてさて話はそれてしまいましたが、オン・エアでのライブの方に・・ステージは鎖、チェーンなどをあしらったザックのイメージにぴったりな感じ。トレードマークでもあるレスポールを抱えての演奏に会場を埋め尽くしたギターキッズ達が酔いしれる。それにしてもザックのギターは凄い。ボーカルも悪くはないけどギタリストとしての方が数段ずばぬけている。ステージ全体を通してはまとまった感じ。バンドとの息もぴったりでまさしくザックの魅力満載の夜になりました。
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2000.6.16 日本武道館
ブライアン・アダムスJAPAN TOUR。この日は金曜という事もあってか背広姿の人が多い。やっぱり年齢層は30前後くらいの人が多い。実はこの日がブライアンのステージを見るのが初めて・・曲は好きでよく聞いてたんだけど、なぜかステージまで見に行こうという気にまでなれなかったというのが本音。 |
この日はBSで中継録画されるためか気合十分。ギターにドラムにベースにと楽器を持ち替え多彩な才能ぶりを発揮。かと思えばあの甘いボイスでバラードを聞かせてくれる。ん〜本当に女性だったらたまんないんだろうなと思う。それ以上に驚いたのは曲数!いくら気合が入っているとはいえ、テレビの中継があるとはいえ、30曲近く歌うというのはかなりのもの(別にこの日がツアーファイナルじゃないし)。年齢的にはオヤジと言われようが、いつまでも若くい続けるブライアンはまさに"CUTS LIKE A KNIFE"である。
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日本武道館
何年前だっただろうか?当時八王子で働いていた私の元にスマパンが大学の構内でシークレット・ギグをするという知らせを聞いたのは・・半信半疑のまま駆けつけてみるとステージが終わった後。本当だったんだと後日関連の雑誌を見ては悔しがったものだった。 |
まずはフロントアクトの"FEED"が登場。その後、待ってました我らがスマパンの登場!チープトリックやディープ・パープルなど数多くのミュージシャンが業績を残したステージで演奏が始まろうとしている。幻想的な世界にビリー独特のボーカルが交わり満員で埋め尽くされたファンの魂にまで突き刺さる。解散を発表し結果的には日本で最後のステージになってしまったが、彼らの残した功績は私達の記憶に深く刻まれるであろう。
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2000.7.12 東京ドーム
久々の日本公演。バンドとしての活動を休止してる間にメンバーはそれぞれソロ活動をしたり、ジョンに至っては俳優業にのりだしたりしてましたが、遂にBON JOVIとしての活動を再開。日本公演初日というかワールドツアー初日!!自然と気合が入る。照明が落ちて、イントロが流れる・・場内からは黄色い声が♪オーオーリービオンアプレイヤー♪ |
「ワールドツアーは日本から」と言ってくれた彼らに応えるかのような大歓声!そして"IT'S MY LIFE"でのPV同様の大合唱と新旧の曲を織り交ぜながらも観客との一体感を保つのはさすがベテラン!BON JOVIの来日コンサート、90年代に入ってから見逃したことがない私にとってこの日もまた忘れられない公演になった。そして最後は個人的にクロスロード・ツアー(95年?)時にダブってしまった"NEVER SAY GOODBYE"。これから世界各地をまわり、最後はまた日本に戻ってくるという噂まであるBON JOVI!またその時も是非行きたいと感じた夜でありました。
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2000.8.26 千葉マリンスタジアム
97年98年ともに仕事で見に行けなかったAIR JAM!同じ日に隅田川の花火があろうとも今日は絶対AIR JAM。8時過ぎに会場に到着。まずはTシャツ・・が長蛇の列、列、列。う〜っと思ったが我慢我慢。そして念願のTシャツをゲット!うれし〜 |
ん〜ライブはどのバンドをとっても素晴らしいの一言!個人的に印象に残ったのはバック・ドロップ・ボムにマッド3、ハイスタかな。背広姿のサラリーマンがら赤ちゃん抱えたヤンママ・・今日この場にはいろんな思いを持って予定を調整して様々な人がやってきている。そんな大観衆が1つになった瞬間・・汗だくになって見上げた夜空に最後に無数の花火が舞う・・すっごい泣きそうになった。そして聞こえてきたのはビートルズのレット・イット・ビー。"?"って思った人もいたと思う。なんでパンクのお祭りの最後がレット・イット・ビーなんだよって・・でもカッコイイじゃない。クールというか、なんでかわかんないけど、とにかくすべてにおいて思い出に残るライブになりました。 |
2000.9.13 東京国際フォーラム
オアシスを筆頭に数々のミュージシャン達から師と仰がれているポールウェラー久々の来日公演。まず1曲目は「ダスト・アンド・ロックス」おなじみのハスキーボイスを支えるメンバーの中には元ステアーズのエドの顔が・・ |
ライブは前半からサンフラワーやピーコック・スーツなどの名曲のオンパレード、もちろんオーディエンスはいやがおうにもテンションが上がる。もう本当に歌ってる姿はオヤジ〜(カッコイイ意味での)って感じ。バンドの方も全体的にすごくまとまっていたし、見た目クールに歌っていたポール・ウェラーも中盤のドラム・ソロの部分では指笛なんか鳴らしてたし・・盛り上がるところは盛り上がりクールに決めるところは決める。 これが持ち味なんでしょうね。あんなオヤジになりて〜 |
2000.10.5 渋谷クラブクアトロ
確か彼らのライブを初めて見に行ったのはかれこれもう5年前になるであろうか。正直はじめて聴いたときの感想はベックと ジョンスペを足したような感じだなあ〜と思ってました。 |
それから時がたってズボンズの活動休止宣言を挟んでの復活ライブ!やはりこういうたぐいの音楽は
日本では今のところなかなか認知されず、一部のコアなファンによって支えられているんだなあと
実感しました。久々のズボンズはやっぱりスゴかった。何がズゴいのか言葉ではうまく言い表せないけれど
会場の雰囲気、熱気すべてが一体となりラストへと突き進んで行く。 感じたことはやはりズボンズは英語の歌詞のほうがカッコイイというかズゴク彼らにマッチしているということ。 例え時代や大衆が彼らを受け入れなくても、この温かいファンがいることを忘れないで欲しい。 |
電撃ネットワーク 2000.11.4 武蔵大学
何年ぶりになるだろうか?この日は武蔵大学の学園祭に行って来ました。昔近くに住んでいたということもあって なつかしさに包まれながらもいざ会場へ・・ |
やっぱり客層は若い!ロリータのT-シャツを着た子が多かったな〜・・っていう私もロリータを見に来たんだけれど・・
まずはポリの登場。恥ずかしながらポリのライブを見るのはこの時がはじめて。なんか新鮮であった。
やっぱり会場は若さの熱気でムンムン。続いてお待ちかねのロリータの登場!!残念ながらお目当てのエナとは
逆サイドになってしまいましたが、楽しかった。終わった後は汗だくで周りの人にも笑われたけど・・(※ロリータ
のライブではダイブ禁止!気をつけましょう) トリを勤めるは電撃ネットワークの皆さん。会場は一体となってハイ!ハイ!の大合唱。サソリを食って、ドライアイス を食って、真空パックの中に入ってと・・テレビで見るのとはわけが違う!個人的には”ダンナ小柳”の猪木の物まね に大爆笑と・・ん〜学園祭はわざと避けていた感があったのですが、いいかもしんない。 |
2000.12.20 赤坂BLITZ
今世紀最後のライブの見納め(ちと早いけど・・)は、これまでずっと行きたかったんだけれど なかなか都合があわず見に行くことが出来なかったスガくんのライブを見に行くことになりました。 |
SHIKAO & THE FAMILY SUGAR(SLY & THE FAMILY STONEの真似)というのもはじめて聴いたときは
すごくオシャレでありましたし、この日のライブもグルーヴ感いっぱいのライブでありました。
曲目は最新アルバム『4 FLUSHER』が主体(個人的には1st,2ndからの曲が聴きたかった)。 ライブはSTAGE1というもので、これがSTAGE3まで続いて全国をツアーするそうです。 今世紀最後にこのファンキー兄さんをみられて良かった〜。 |
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